飼育はフィルターやヒーター、クーラーを用意し、水温は15~20℃に保つと良いでしょう。暑さには弱いので、夏場は水温上昇対策が必須となります。 フィルターは電動式の水中フィルターか外部式フィルターがおすすめです。水流は嫌うので排水は壁に当てるなどして和らげましょう。 エサは専用のタブレットを基本に、たまに冷凍赤虫を与えると良いでしょう。 底床は全く敷かないか、あるいは口に入らないサイズの大粒の砂利が良く、あまり細かい底砂は誤飲の可能性があるため不向きです。 皮膚が非常に弱いため、掬う時はなるべく網ではなくプラケースなどで触れないように掬います。 また視力が弱いことに注意し、ぶつかってしまうので尖った石や流木などは避けましょう。 隠れ家があると落ち着くので、肌を傷つけない素材のシェルターは用意したいところです。 水質が悪化すると、むき出しになったエラや皮膚が病気にかかりやすいため、1週間に1回を目安に定期的に換水が必要です。またエアレーションも十分にしてあげましょう。 水質にはそれほどうるさくはありませんが、極端にpHが高いと成体に変態しやすくなるといわれています。また低い水位で飼育した場合は成体に変態しやすいことが知られています。 完全な水中飼育で終生飼育が可能ですが、陸地を作った飼育環境の場合、上陸して成体の姿へと変化することがあります。 この場合最大の特徴であるふさふさとした外鰓は体内に吸収されてしまい、大型のイモリのような姿になります。 |